2016年11月07日
ドラマ「世にも奇妙な物語」の中で一番怖い話は?
当番組の中では欠かせない話の概要を話す語り部【世にも奇妙な物語 りんな】。世の中にいるごく普通の人たち(物語の主人公たち)を「奇妙な世界」へ誘う案内人であり、2016年('16春の特別編)現在は約500人もの人たちを「奇妙な世界」へと連れていっている。正体は現在も明かされておらず、黒猫やカラス、蝶に変身することができる。
ストーリーテラーの衣装は、レギュラー放送時代(1990年4月19日 - 1992年9月17日)は、スーツにネクタイという着こなしだったが、「'91冬の特別編」(1991年1月3日放送回)からタキシードに蝶ネクタイの衣装になる、「'91冬の特別編」では白いタキシードに赤い蝶ネクタイ、同年の春の特別編では黒のタキシードに赤い蝶ネクタイだが、その後から黒いタキシードに黒い蝶ネクタイという着こなしになっている(レギュラー放送時代の「特別編」(「'91冬(91年1月)」「'91春」「'92春」除く)「'94七夕」「'94秋」「'96春」ではスーツにネクタイの着こなしだった)。「'08秋の特別編」からは黒スーツに黒ネクタイに変更がなされている(正式には、2008年4月に放送された「ドラマレジェンドSMAPの特別編」から)【世にも奇妙な物語 動画】。

また、稀ではあるが、物語によって衣装や職業が変わることもある(「ロッカー」では白衣(研究員の設定)、「バカばっかりだ!」では(精神年齢の高い)小学生、「ホーム・ドラマ」では不動産屋、1991年12月の「'91冬」のエピローグでは指揮者など)。2015年11月に放送された「25周年・秋」では久々に黒いタキシードに黒い蝶ネクタイ姿で登場した。
ただし、この「語り」の最中には何度か主人公や主人公の周りの人にも遭遇するが、あまり(「奇妙な世界」への案内人ということに)気付かないで去っていくことが多い(「ロッカー」のプロローグでは主人公が語り部に気付きながらもそのまま去っていく、「もうひとり」のエピローグでは主人公が語り部にぶつかるがそのまま去っていく等)。

ストーリーテラー部分が一つの物語になっている場合もあり、「映画の特別編」では、全編に渡って「駅のホームにて雨宿りをしている人々が、雨が止むまでの間の退屈しのぎに、ストーリーテラーの『世にも奇妙な物語』を聞いている」、「SMAPの特別編」では「奇妙な体験をした5人の男(SMAP)
が教会で、神父であるストーリーテラーにそれぞれその体験を語ってゆく」という構成がある。
Posted by 菅井 尚則 at 18:13│Comments(0)